ブランディングにつながる写真術
2018.10.09
カテゴリ:ブランディング, 工務店学舎今日は、全5回で開催しているブランディング講座の3回め、写真撮影編でした。
写真教室というと、テクニックを教えたり、逆に自由な発想で写真を楽しむというようなものが多いように思えますが、工務店学舎のブランディング講座の写真講座は、それらとはちょっと違う観点で開催しています。
一番学んでいただきたいのは、「伝える」ということ。
自分たちの念いや価値を「伝える」ためにはどう撮ればいいか?…ということを学んだいただく講座になっています。
今回は参加者のショーホームをお借りしての開催でしたが、まずなにも教えないで自由に撮っていただきました。
で、これがその作例。
そのあと、考え方や撮影テクニックをレクチャーしたあと再度撮影してもらったのがこちら。
具体的にいうと、どのカットでこの家の良さを伝えるかという考え方と、それを伝えるためのカメラを構える位置や高さ、水平・垂直・正対の合わせ方、絵づくりなどをレクチャーさせていただきました。
どちらが質の良い集客に寄与する写真かは、明白ですね。
この物件の場合、大開口で外とつながるところも売りではあるのですが、そこに正対して撮るより、ソファーのあるたたみリビングやR天井がわかるカットをメインカットにするのは正解だと思います。
ちなみに、以前チラシで使った写真はリビングでなく、荻野さんが手掛けた庭からリビングを望む写真でした。
このときは、この家の一番の魅力は庭(とそこにつながるリビング)だと判断してあえて庭の写真をメインカットにしたのですが、結果、庭にもお金を掛けてくれる顧客の呼び込みに成功し、いまの絶好調な受注状況を生み出すきっかけになりました。
ということで、今月は写真について学んでいただきました。来月は共感を生み出すコピーライトについて学んでいただきます。