即日設計で手を練る

2018.10.11

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住宅デザイン学校設計教室2日めは、「上級編」メンバーによる即日設計。

第1クールは、○○ZEH(笑)が裏に立つ敷地が課題でしたが、今回は郊外の里山感溢れる分譲地へ。

課題は1回目ほど難解ではなかったのですが、敷地が若干変形しており、
その敷地にどうフィットさせるかが問われました。

里山的なロケーションとはいえ、分譲地になりますので、隣に立つ住宅を予測しながら、「開く」・「閉じる」を考えるいいトレーニングになったと思います。

毎回設計教室を企画・運営していると思うのは、この「即日設計」は間違いなく設計力を上げる手法であるということ。

第2クールはリピーターも多く参加されていますが、回を重ねるごとにプランそしてプレゼン力が洗練されていくことが手に取るようにわかります。

今回最高得点を獲得した石貫工務店の石貫さんは設計教室の常連さんですが、プレゼンされたプランは、敷地や接道に対しての可変性までも有しており、分譲地に立つモデルハウス(正確には工務店社長の家)として非常に考えられた住宅になっていました。

来月は目白に戻って最終回が開催されます。

例年、我が家が課題敷地になるのですが、リピータのみなさんと今回はじめてのみなさんが同じ条件で臨んでいただけるよう別の「空き地」を用意しています。